【TSF協会 痺れ セミナー】シビレってな〜に〜??

TSF協会の石川純也です。
治療院デスクから・・・・
ここ最近、雨続きでしたが、本日は、すごく天気が良く、バイク日和でした!!
今回の本題は、
『シビレってな〜に??』です。
みなさん、痺れの患者様を診たことがあるでしょうか??
シビレにも、色々な症例があるので、それぞれ異なりますが、
「シビレ」という言葉は、神経を専門とする医者はカルテに「シビレ」という言葉を絶対に書かないように教育されているそうです。
人によっては、ジンジンした感じを「シビレ」と言いますし、麻痺して感覚のなくなったのを「シビレ」と訴える人もいます。
ひどい場合には、運動麻痺すら「シビレ」と表現されます。
今回の「シビレ」とは、正座の後のような、ジンジンとした感じのことを言いたいと思います。
さて、正座をするとどうしてシビレるのでしょうか?
手足の感覚を脊髄・脳に伝える神経にはいろいろな太さのものがあります。
細い神経が痛みや温度を、
太い神経が感覚・圧覚・関節位置覚を伝えています。
恐らくは、太い神経は酸素不足に弱く、血液がいかない状態にすると、うまく情報を脊髄に伝えられなくなります。
酸素不足に比較的抵抗する細い神経が異常に興奮して、ジンジンした感じを脊髄に送っているものだと思われます。
筋肉に指令を送っている運動神経も比較的太く、酸素不足で麻痺します。
ですから、急に立ち上がろうとしても、足がどこにあるのか分からず、力も入らず、転んでしまうのです。
このようなジンジン感は、手足の神経の酸素不足で起こる場合だけではなく、
局所的に神経の絶縁がうまくいかないときにも起こります。
一本一本の神経繊維はとても細いものですが、手足の神経は、これが束になって、鉛筆より少し細い程度の太さがあります。
神経の興奮が伝わるには、たいへん複雑なメカニズムが働いているわけですが、
その本体は電気的な興奮です。
神経に障害が、中途はんぱな状態にあると、その場所の絶縁がうまくいかず、一本の神経繊維の興奮が、
ほかの神経繊維も興奮させてしまい、パニック状態となってしまいます。
このジンジン感は、神経繊維が「もうすぐヘタバルゾ!」とサインを送っていると言えましょう。
このサインは生体の防御反応と考えられます。
サインが出ているうちに治療すれば、その回復は期待できますが、
神経が変性して感覚がなくなってからでは治療は難しくなります。
ジンジンしているうちに治療を開始しましょう。適切な治療のためには正確な診断が絶対に必要です。
以上になります。
少しは、シビレについてご理解していただけたでしょうか??
最後まで、ご覧になっていただき、ありがとうございます。
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